ごあいさつ

私たちが平生から心がけているがことはまず自分達が幸せであると感じていないとお客様を 幸せにする事は難しいのではないかという事です。1990 年初頭、バブル崩壊から始まった「失 われた 30 年」を経て、少子高齢化といった問題も抱えている日本において政治や経済の環境 も大きく変化致しました。昭和の高度経済成長期から安定期を経験した事のない人々が生活 の中核を担っていく状況下で「失われた幸せ」にならないよう、これからの「幸せ創り」に 少しでも貢献出来ればと開発に取り組ませて頂いています。

私の家業であった建築サッシの販売、取付というお仕事も自分が社会に出る頃にはバブルと 共に陰りが見え始めていましたが長年親しんできた事なので私もサッシ販売商社に務め、ゼ ネコンや各種下請け業者と共になんとか踏ん張ろうと奮起しておりましたが、売り上げても 赤という理不尽な状況も続き断念してしまいました。そこからはあてもなく転々と暗黒時代 を過ごすのですが自分の中では「人には迷惑を掛けない、無理をせず自分も幸せになり、み んなも幸せにしたい」という事だけを旨に模索していました。それが功を奏したのか親身に なって頂ける方々が増えはじめ、気がつけば独立し不動産業に携わっていました。

このような経緯から決してお金持ちに成るといった事では無く、いかに幸せだと感じていら れるか、人を幸せに導けるかという信念を持って少しづつ健全な物件を保有、それぞれから 少しづつ対価を導き必然的に物件数を増やしてきた結果、ビジネスの安定感と信頼できる人々 との出会いが幸せの蓄積となり、企業形成へと繋がっています。まだこれからどう成るか計 り知れない時代を超越し、全てブレずにこれからも少しづつ成長して行く事が弊社の使命で あると考えています。